派遣法の歴史~2015年~

2015年に派遣法が大きく変わりました。

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2015年の変更を大きく5つに纏めました。

①派遣期間規制の見直し(派遣期限の見直し)
26業種かどうか?で期間制限が異なっている状態では、分かり辛いという事から、今までの期間期限を廃止して、新たに事業所単位の期間制限と個人単位の期間制限という制度が設けられました。これは同じ派遣先で同じ派遣スタッフを受け入れる場合は上限を3年とするという制限です。部署を変更する事によって、延長することは可能になります。

②雇用安定措置の義務化
派遣スタッフの雇用が安定化されるよう、派遣元に雇用安定措置が義務付けられました。

③派遣スタッフのキャリアアップを法令化
派遣スタッフのキャリアアップ支援が派遣元に義務付けられ、派遣先に対してもキャリアアップに関する事項が法令として定められました。

④正社員と派遣社員の均衡待遇の推進
派遣スタッフと派遣先の正社員との労働条件について、均等待遇確保の為の措置が強化されました。賃金だけでなく、福利厚生や労働保険等に関しても、派遣先、派遣元双方にて均衡待遇となるように尽力する必要があります。

⑤労働派遣事業を許可制に
特定派遣と一般派遣の区分を廃止し、全ての労働派遣が許可制となりました。これによって、特定労働者派遣事業(届出制)がなくなりました。